アダルトチルドレンーインナーチャイルドを知ろう

回復

ACは病気ではありません。

 

親・家族によって子供時代に付けられた心の傷は、一生のこるもので、消えることはないからです。

 

ですからACへの治療というのは特別なく、大切なのは、今の苦しみをいかに軽減させるかなのです。

 

 

第一段階:否認を解く ACの人は、人のせいにできなかったからここまで苦しかったのです。

 

通常、人のせいにするということは、自分の責任を果たさないということでよくないことですが、ACはそうではないのです。

 

何でも過剰に責任を感じていきづらさを感じてきたのですから「親が悪い」と、親のせいにすることは全然悪くないのです。

 

「今まで自分が辛かったのは、親が悪かったのだ」と思えれば、心が軽くなると思います。

 

一人で無理なときは、カウンセラーにかかったり、自助グループに参加するのもよろしいでしょう。

 

親に拘束され、支配され、苦しんできたことを、認めること。これが回復への第一歩です。

 

第二段階:否認していた怒り・抑うつ感・罪悪感・絶望感を表現するACは感情を表に出すことが苦手です。

 

しかし感情を出しきることで、心は軽くなります。方法としては、粘土や箱庭などで感情を表現する「アートセラピー」、
ヨガや太極拳、ボディームーブメントなどの「ボディーセラピー」、傷つけた親に出さない手紙を書いたりする「ジャーナリング」
などがあります。

 

いずれも個人で行うよりも、グループセラピーの方が安全であり、望ましいとされます。

 

そして本当の意味で嘆きや悲しみを最終的に実感するには「グリーフワーク」(悲哀の仕事)が重要になってきます。

 

理想化され、幻想化された親を捨てるのです。

 

心の中にいた、理想化された親を捨て、現実の親と上手に付き合えるようになることが理想です。

 

第三段階:理想化していた親の代わりになって支えてくれる人を探す第二段階で、理想化された親を捨てたら、
今度は親を探します。

 

ただ、カウンセラーや自助グループにそれを頼るならば、一生カウンセリングが続いてしまいます。

 

そう、自分が自分の親になればいいのです。

 

自分を愛して、自分を育てればよいのです。ACの人は、自己評価が低いので、いつも陽性の肯定感を
あたえてあげればいいのです。

 

そのままの自分でいいこと。生きているだけでいいこと。機能不全家族の中を生き抜いたサバイバーであること。

 

自分で自分を勇気づけてあげましょう。